OpenAIは、画像生成AIので最も強力なバージョンである「DALL-E 3」を「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Enterprise」のサブスクに追加しました。
これによって、有料版ChatGPTのユーザーはChatGPT内でDALL-E 3を使って画像生成することができるようになりました。
今記事では、ChatGPTを使用してDALL-E 3で画像を生成する具体的な方法や手順、さらにはその際のコツや注意点についてご紹介していきたいと思います。
DALL·E 3とは?
DALL·E 3は、最新のAI技術を駆使した画像生成ツールです。
OpenAIによって開発されたこのツールは、ユーザーがプロンプトを入力して、それに応じた画像を生成します。
DALL·E 3の最大の特長は、アニメーション調や写真のようなリアルな画像を生成できたりする、高度な理解力と柔軟性にあり、具体的な指示から抽象的なアイデアまで、様々な要望に応えてくれます。
DALL·E 3の機能
- クリエイティブな画像生成: テキストに基づいて、リアルな画像やアートワーク、さらにはファンタジーの世界まで、様々なスタイルで生成します。
- 柔軟な応用性: 商品のロゴデザイン、NFT作品のアイデア出し、教育目的など、多岐にわたる用途に対応してくれます。
注意点
DALL·E 3を使用する際には、いくつか注意点があります。
これらを把握しておくことで、DALL·E 3を安全かつ効果的に利用できます。
著作権と倫理的な使用
- DALL·E 3で生成された画像は、特定の著作権や肖像権に関わる可能性があります。商業目的での使用の際は、法的な側面を考慮する必要があります。
- 作品などの特徴を模倣することは、プライバシーの侵害や倫理的な問題を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
AIにも表現の限界がある
- DALL·E 3は高度な技術を使用していますが、納得のいく完璧な画像を作ることは難しいです。一部の複雑なプロンプトや特殊な要望には対応できないことがあります。
- 満足できる画像を生成するには、入力するプロンプトに大きく依存します。明確で具体的な指示が、より精度の高い画像を生成する可能性が高まります。
利用規約とガイドライン
- DALL·E 3の利用には、OpenAIの利用規約に従う必要があります。これには、違法な活動や不適切なコンテンツの生成を禁止する内容が含まれています。
- 使用する際は、AIの倫理的な利用と社会的責任を心に留めておきましょう。
DALL·E 3を使って画像生成する方法
DALL·E 3で画像を生成するやり方は簡単です。初心者でも簡単に取り入れることができるので、以下のステップに従って進めてみましょう!
①ChatGPTにログインする
ChatGPTのサイトにアクセスしてログインしましょう。
ChatGPT Plusにまだサインアップしていない場合は、「Sign up」(サインアップ)を選択して、アカウント情報を入力してください。
②GPT-4に切り替える
「GPT-3.5」と書かれたドロップダウンメニューをクリックして、GPT-4を選択してクリック。
③プロンプト入力して画像生成する
GPT-4を選択したら、あとは入力バーへ生成したい画像を説明したプロンプトを入力するだけ。
限りなく明確で具体的にしたプロンプトを入力することがポイントです。
例えば、今回は「どんな謎も解決する凄腕の探偵の格好をした猫が暖炉の前で椅子に座り考え込んでいる様子」というプロンプトを入力してみました。
こんなに可愛い画像を生成することができました!
④ダウンロード方法
ダウンロード方法はとても簡単です。画像にカーソルを合わせると右上にダウンロードできるボタンが表示されるのでクリックしてダウンロード。
⑤再生成の方法
同じプロンプトを使用して、DALL-E 3に画像をもう一度生成させたい場合は、画像の下にある更新ボタンをクリックしてください。
再生成することができました!
注意点としてはプロンプトとシード値が変わってしまうので、前の画像のプロンプトとシード値を引き継ぎたい場合は指定する必要があります。
Seed(シード)値とは?
画像生成した際にランダムに割り振られる値のこと。
まとめ
この記事では、「DALL·E 3」という革新的なAI画像生成ツールの使い方を解説しました。
ChatGPTとの組み合わせにより、簡単にさまざまな画像を生成することができるようになりました。
これにより、みなさんの創造性を無限に広げることが可能です。
- 手軽さと直感性: DALL·E 3の操作は非常に直感的で、簡単なプロンプトから複雑な画像を生成することができます。
- 無限の可能性: 個人的な用途からビジネスまで、DALL·E 3は幅広く使えるツールです。
- 創造性の拡張: AIの力を利用して、絵を描くことが苦手な方でも想像を超えるアートワークやビジュアルコンテンツを生み出すことができます。
ぜひご活用してみてください!今回は以上となります!
次回の記事もお楽しみに〜